介護士の面接に遅刻しそうな時の対処法

遅刻の連絡は？

何らかの事情で面接に遅刻してしまう場合は、分かった段階で速やかに連絡します。確実に伝わるように、メールではなく電話で連絡しましょう。名前と面接の時間、担当者の所在を確認し、担当者につながったらもう一度名前と遅刻する旨を伝えます。「大変申し訳ありません。電車が遅れてしまい、面接の時間に遅刻しそうなため連絡いたしました。」と遅刻する理由と謝罪の言葉を伝えましょう。その際に、到着時間も一緒に伝えておきましょう。
ただし、面接に遅刻することに焦っているため話し方が一方的になりがちです。印象を悪くしてしまうため、落ち着いて話すことを心がけましょう。また、遅れる理由を長々と話す人がいますが、長すぎると言い訳のように聞こえてしまいます。端的に話すようにしましょう。

場面ごとの連絡の仕方

どれくらい遅れそうなのかによっても、伝える内容が変わってきます。場面ごとにどのように連絡すればいいのかを紹介するので参考にしてください。
まずは面接の時間ギリギリになりそうな場合です。1分～2分程度の遅刻なら問題ないと思うかもしれませんが、数分でも遅刻は遅刻です。時間に間に合わないと思った時点で連絡しましょう。連絡もせずに遅れると、相手にマイナスの印象を与えてしまいます。遅刻かどうかは、面接の時間の5分前に到着できるかどうかで判断するといいでしょう。5分前に着くのが難しいようなら遅刻の可能性があるということです。
公共交通機関がストップしているなどの理由で大幅に遅刻する場合はその日のうちに面接ができない可能性もあります。それを考慮して、遅刻の連絡をする時に日程の振り替えなども相談するといいでしょう。
電車自体が止まっている場合、車内で身動きができないケースもあるかもしれません。電車の中で電話をするのはマナー違反になるため、違うトラブルに発展してしまう可能性があります。その場合は担当者に向けて謝罪と状況説明のメールを送りましょう。電車から降りられる状況になったら改めて電話で連絡します。

不採用になる可能性もある

そもそも、遅刻をしないように余裕を持って行動するべきですが、止むを得ず遅刻してしまう可能性もゼロではありません。その場合はどのように対応したかを評価されることが多いので、落ち着いて真摯に対応するようにしましょう。しかし、中には理由にかかわらず、遅刻をした時点で即不採用としている施設もあります。公共交通機関の乱れが生じることを想定して他の移動方法を考えたり、スケジュールを調整したりするなどして余裕を持って行動できるように備えておきましょう。